ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

寂しい王様についての話ーヘンリー・ダーガーの望んだかなわなかった夢

DVD

才能は全てを覆いつくすのか? ヘンリーはたまたま特別な才能を持っていたけれど、自分の周りを覆い尽くしたという意味では京都の男性と通じるような気がした。彼の才能は勿論素晴らしいし惹きつけられるのだが、生涯の多くを一人きりで終えた彼の望みが本当…

彼が王国に君臨することと、その向こう側との距離の関係について

私は京都の男性に対して思ったことは、おそらく彼も孤独であったのだろうと。けれどもそこで彼のとった手段は、自分の王国を自分の周りに作り上げることであり、そうしてなんとか自分の孤独を飼いならしたのではないのかな?と思ったりします。彼は王国に君…

続・クラウドワークスで仕事をしてみた!-在宅ワークの始め方

ビジネスマッチング交流会とは何か? キャリアマム仲介で開かれる、東京や埼玉の企業と在宅ワーカーとを直接結ぶための交流会である。私も先日12日に開催された交流会に初参加した。今回参加された企業は13社で、私は緊張のあまり見学だけで済まそうとし…

クラウドワークスで仕事をしてみた!

在宅ワーク一年生 クラウドワークスに登録して小さな仕事をした。1文字0.何円とかの仕事なので、ちゃんとしたライターの方にしたら鼻で笑うような仕事だと思う。一応在宅ワークということになるのかな? 私にとっては全てが初めてのことずくしで、登録する…

桜色の嘘

後鳥羽上皇の 桜さく 遠山鳥の しだり尾の ながながし日も あかぬ色かな <桜が咲いている ずーと見ていても飽きないな> という歌の方が好きなんですよ。

男のモノローグと女のダイアローグー誰と会話してるの?

モノローグとは演劇において一人の俳優が演じる芝居で、ダイアローグは対話、対談ということなのだが、男性の本の印象はモノローグを強く感じる。台の上から大勢の人々に語りかけるイメージ。女性の本はもっと少人数の人々本によってはかなり限定した個人を…

初めてブックマークされた!

つい30分くらい前に気がついたところなんだけれど、この記事 yuriyuri.hatenadiary.com トピッシュさんというはてなでは有名な方が私の記事をブックマークしてくれたので、アクセスがすごいことになっていました。なんといつものほぼ10倍!!!でもその…

読書三昧な日々

佐藤優さんの本。これはフランスの経済学者トマ・ピケティの書いた「21世紀の資本」に対する反論というかたちで書かれた本で、佐藤さんといえばマルクスなのですが、そのマルクスの書いた資本論を読み解くためにどんな本を読んだらいいのかなどが書かれて…

昭和は遠くなりにけりー美しかった20世紀について

ブランドができるまで 最初に書いておきますが、私自身は21世紀の今現在に不安はあるけれど不満はないです。時が移り変わっていくことを止めようとするこどくらい無意味なことなどないと考えているので。 今回の放送大学の講義も「社会の中の文化」のDVDで…

コーヒーにかける激しすぎる情熱

コーヒー!コーヒー!コーヒー! 放送大学の「社会の中の芸術」のという講義のDVDについてです。 社会の中に美しさというものが現れる時、それは「卓越」という特性*1を見せるということが語られており、その卓越ということの具体的な例としてコーヒーを芸術…

超個人的な話ーお金に関して私が思うこと

で、ここで大きな問題があって、死ぬより恥ずかしいのかもしれない、葬式代がないから親戚に借りたとのことでした。いやーあのころは家族全員オカネがなかったから、恥をしのんで親戚に借りて、一応マトモな葬式を出せたわけです。

Q 子どもをご褒美で釣ってはいけないのか?ー「学力」の経済学

学力を統計学のデータの観点から読む本です。 「学力」の経済学 作者: 中室牧子 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2015/06/18 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (20件) を見る Q 子どもをご褒美で釣っては…

本当は何が起こっているのか?

一体何が起こっているのか? ちょっと遅いけれども www.news24.jp これは何が起こっているんだろうというのが今さらながら気になってしまい、自分なりにいくつかの記事を読んだりしました。要は「データの転用」ということが問題になっていて、問題の現場の…

家庭でのなぞの話について

今日は私の理解できていない、家庭内のなぞについてです。 それは エレコム スタンドマイク(ブラック) HS-MC01BK 出版社/メーカー: エレコム 発売日: 2008/06/26 メディア: Personal Computers 購入: 16人 クリック: 59回 この商品を含むブログ (8件) を見る…

ロマンチックと私の本当に間柄について

まぁ恋人同士にありがちな“男女の親密な関係”を前提とした男性のグイグイ上から来る感じ(というかあれは恋人プレイとか言えばよいのか?)は、好きな人にはたまらないのかもしれないが、私とっては「何が悲しくていちいち相手のプライドをたてなくてはいけ…

古典は謎が多すぎる

古典の先生ってミステリアス 放送大学の「和歌文学の世界」の講義の先生が地味に面白い。 今回は伊勢物語、つまり在原業平メインの講義だったのだが、中盤から在原業平ゆかりの地を歩いてみた、ということで延々と先生のロケ(ってことになるのかな?)した…

そこそこ大事な話

これは先日、自分で書いた記事 yuriyuri.hatenadiary.com これの続報になるのかな?放送大学の在校生が見られるHPの中で、放送大学の学長が起こった出来事の経緯を説明していました。 Q 何故試験問題の一部を削除するに至ったのか? A 放送法に違反する…

少し面倒くさい話

夏休みの少し前、学校でクラスメートと行き違いというかケンカになり、結果的にクラスをあげてのおおごととなってしまい、私は4,5回くらいは呼び出されて先生が4人並んでいる前でひたすらあやまりとおした。 心の中では「けんか両成敗という言葉はどこい…

わりとどうでもいい発見について

オシャレ感とは何か? 私は基本、スターバックス派ではなくドトール派である。(まぁ貧乏なせいもあるけれど)コーヒーの味がそんなに変わるとも思えないのに、わざわざS,M,Lではなくて、ショートとかラージとかもしくはマグカップかどうかをレジで聞かれて…

続・解らないことは解らないままにしておけばよいー今のところは

放送大学の単位認定試験で、こんなことがあったようです。 news.livedoor.com この方は「日本美術史」の教授とのことで、学校側としては試験問題の一部削除という形で対応しましたが、それを不服として、教授は今期限りで大学を去るそうです。 削除理由につ…

解らないものは解らないままにしておけばよい

大きな戦争(ラージ・ウォー)って言われても.... 今読んでいる本 日本に恐ろしい大きな戦争が迫り来る 作者: 副島隆彦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/03/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る ウソかマコトか、内容はだいぶ過激…

勝手なイメージを持つこととタイムマシーンに乗ることの違い

放送大学の授業で面白そうなものを気のむくままに視聴している。「社会調査の基礎」これは統計を使った社会学の授業で、私はまず社会学の基礎を勉強してから、来年あたり授業を受けてみたいなぁ、なんて思っていたのだけれども、フツーに視聴できることに気…

イギリスの持つ排他性とそれに伴う寛容についてープラハの憂鬱

、「イギリスは人種問題に関して寛容なというか、無関心な面を持ち合わせていて住み分けがなされている」のだそうです。だからこその出会いなのですが、佐藤さんとマストーニ氏の間では、非常に知的で奥深い対話がなされます。 異邦人として生涯を終えること…

ナイチンゲールは統計学の夢をみるか

放送大学の学生として登録すると、HPの中にある授業を全部視聴することができる。これは結構驚きました。BSやケーブルテレビでも見られますし、ラジオでも聴くことができる。 ふと思い立って、前から興味を持っていた「身近な統計」という初歩の統計学の授業…

続・梅と私と和歌

「新古今和歌集」のスターな藤原定家 また、梅です。しつこいですね、すいません。 yuriyuri.hatenadiary.com ということで、今週のお題である「行ってみたい時代」は、鎌倉時代です。そして橋本治曰く、文学青年であり、おたくでもあったという源実朝と会い…

放送大学文京区学習センター

放送大学の文京区学習センターに、学生証を交付してもらいに行きました。 http://www.sc.ouj.ac.jp/center/bunkyo/about/index.html とーーても綺麗な建物で、中もピカピカ! 自宅のパソコンでも授業は視聴できるのですが、せっかく来たので、視聴覚室にてDV…

梅と私と和歌ー橋本治による古典解説

ところでこの実朝の詠んだ和歌で、 わが宿の梅の初花咲きにけり 待つ鶯はなどか来鳴きぬ *私の家では最初の梅の花が咲いた。鶯を待っているんだけれど、どうしてだろう、来て鳴かないんだ という歌があります。印象としては「寂しい歌」で梅は咲いたけれど…

放送大学へ行こう!

学校へ行こう! いきなりですが、10月から私は放送大学へ行く、というか入学することにしました。 ここ1,2年くらい自分自身の知識と教養のなさに、何とかしなくてはという危機感があり、経済や社会学の本をちまちまと読んではいたのですが、いかんせん…

「ガッツだぜ!」-明るい話で行こう

前回、「明るい話を、乞うご期待!」とか書いてしまい、まさかの自分でハードルを上げてしまうというチャレンジングでアグレッシブな暴挙に出たので、 yuriyuri.hatenadiary.com 一応言ったことの責任をとるつもりの、一時期の「私のテーマソング」だった曲…

リアリティは人を救わない-魍魎の匣(はこ)*追記あり

鉄のハコに入った、手も足もない美しい少女とそのハコを抱いて旅する男。 そんなことありえないのに、私は本に書かれた二人(?)の儚い姿を、鮮やかに思い浮かべることができる。何一つ羨ましくはないはずなのに、自分のまぶたの裏に見えるその光景に、胸を…