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果報は寝て待てという話

子供が『Youtuberになりたい』と言い出したら、頭ごなしに否定せずまずは1本動画を作らせてみてほしい「RPGツクールで挫折したことを思い出す」 - Togetter

昔娘がニコニコ動画に投稿していたけれど、感心するくらい面倒な作業を経て完成させていた。今娘はコツコツ漫画を書いて、コミケに参戦したいという夢を持っている。もちろんスポンサーとして応援するつもり!

2018/04/17 16:36


娘に上記のブックマークでいっぱいスターを付けてもらったよー♪と自慢してみたら、「良かったねー、でも動画をつくるのはかなり面倒くさいんだよ!」と言われた。娘はしばらく作っていなかったけれど、今度は自分のツイッターに動画をくっつけたいと思っていることも教えてくれた。ただし基本的には私にツイッターを見せてくれないので、私自身が娘の作った動画を見ることができる機会はとても少ない(非常に機嫌がいいと、みてみてーと完成したての動画や製作途中の動画を見せてくれたりすることもある)

 

ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~

ニコニコ動画せれくちょん~才能の無駄遣い~

 

 

togetterのようにやらせてみることには賛成だけれど、それと同じくらい重要なポイントとして子供本人が嫌がったなら作品を見ようとしないことも大事だと思う。もちろん親は子供が何をしているのかが気になって仕方がないのだけれど、できる限り距離をとって放っておくことをお勧めする。そうすると子供は親の目の届かないかつ親がチェックしてある安全な場所で、なんだか面白いことを自主的にやりはじめるのだ。

娘は今年度コミケで自分の書いた漫画を売ることが目標なんだそうだ。今までコツコツ書き溜めてはピクシブに漫画をあげているのだけれど、それをまとめて加筆・修正し一冊の本にして売りたいという野望があるらしい。夏のコミケは初心者には規模が大きすぎるので、たぶん秋か冬になってしまうんだろうが、この企画に関してはぜひ実現して欲しいと母は心から思っているよ。

でも完成しても読ませてくれない宣言をされているのはけっこうなショック!

コミケの具体的な計画をたてる際には、予算やマーケティング(売れなきゃ悲しいので宣伝方法を二人で考える予定)を私にしっかりプレゼンしてくださいと話がまとまっている。

 

コミケの教科書

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娘のすることに基本的には反対しないけれど、誰とどこへ出かけるのか?何をするのか?に関しての説明やプレゼンはしっかりとやらせている。理由は、年代の違う相手に理解できるように双方向な会話をすることを覚えて欲しいと思っているからだ。そんな私のプレゼンを聞く時のくちぐせは、「言ってることがわからない!もっと分かるように説明して」だったりする。話を詰めておかないまま曖昧にしておくと、あとからトラブルが起きやすいからね。

去年娘が青春18切符を使って友達と熱海の温泉に入りにいくツアーを行った時には、出発時間がグダグダで遅くて電車の接続が予定通りにいかず、必然的に帰る時間も遅くなってしまい夜11時近くに駅まで迎えにいった。親としては心配で心配で、帰りの電車に乗っているあいだに何度も何度もメールしまくってあわあわしていた。それを教訓にふわっとした話合いではなく、こっちが納得するまで質問、その後は見守って細かいことを気にしないスタンスを取ることになったのだ。

ちなみに友達と熱海の温泉に入りにいくツアーは、めちゃめちゃ盛り上がって楽しかったらしい。コミケ参戦も実現するといいなと心から思っている。しかし娘は間違いなくオタク街道まっしぐらを進んでいて、軽く暦オタになりつつある。漫画をかく上で歴史の知識があると、細部をきっちり詰められるので話に奥行きが出るそうだ。私が本を借りるついでに娘の読みたい本も頼まれたので、にこにこしながら予約してしまったよ。実は娘は、あんまり本を読まない子なんだよね。でも自分の書く漫画の完成度をあげるためには、教養とか知識が必要になることに気がついたらしい。やったね!待ったかいがあったとはこのことだとほくそ笑む母でした。

 

ジョーカー・ゲーム (角川文庫)

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特に 昭和初期のころに、心惹かれるらしい。

ダブル・ジョーカー (角川文庫)

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