ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

養育費調停の申し立てに関する話ープロローグ

最初に“それにしても全く、これからどうしたもんだろう。”という、なんとも頼りない一文で終わった前回の記事の続きに関して書いておく。 yuriyuri.hatenadiary.com オチとしては特にパッとするようなこともなく、そのままパワハラ満載なコールセンターでの…

死んだ父親が、なぜかいい働きをしたという話

久しぶりの更新をするならこういった明るい話題について書きたい!なんて思っていたのだが、実のところ仕事でパワハラ(パワーハラスメント)とモラハラ(モラルハラスメント)のコンボに合ってしまい、個人的な状況としては明るくないこと山の如し(という…

果報は寝て待てという話

子供が『Youtuberになりたい』と言い出したら、頭ごなしに否定せずまずは1本動画を作らせてみてほしい「RPGツクールで挫折したことを思い出す」 - Togetter [Togetter] 昔娘がニコニコ動画に投稿していたけれど、感心するくらい面倒な作業を経て完成させてい…

現代のリスクマネジメントについての話

正社員の待遇下げ、格差是正 日本郵政が異例の手当廃止:朝日新聞デジタル [これはひどい] [労働] 高校生の娘がちょっと公務員的な未来を考えてるみたいだけれど、手のひらクルーがありそうなので親としては反対しとこうと思った。多分私みたいな親が、これ…

入りやすい入り口から入るのがオススメという話

四捨五入すれば50という年になった身として思うこと、それはなるべく「頑張る」ということから遠くにいたいという気持ちでいっぱいなことだ。新学期だから新たな気持ちとかは全く湧いてこないし、新しいことやしんどいことなんかはできるだけやりたくない。…

今年度の大いなる目標の話ー絶対何とかする予定

4月になった。それはまぁいいとして、今年度の私には非常に大きな目標というか、すべきことがある。それは養育費の取立てだ。 このことについては去年から考えていたのだが、ここにきて娘の年齢的にも待ったなしという時期が迫っている。彼女がどんな進路に…

ひたすら娘を甘やかした話(おまけ)

母親から電話があり、娘がなんとか留年及び退学を免れたというよき知らせを伝えることができた。それはそれで終わったのだが.....。 電話では母と近い将来の娘の進路先について、話が弾んだ。私(母親)としては頑固でこだわり派の娘がなるべくスムーズに人…

ひたすらに娘を甘やかしたという話(完結編)

ひたすらに娘を甘やかしたという話 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか (続)ひたすらに娘を甘やかしたという話 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか 今回はこの2記事の顛末について、書いて…

(続)ひたすらに娘を甘やかしたという話

前回からの続きになるが、一行で書くならますます事態が悪化している。以下暗い話が展開するので、明るい話題を希望するなら読むことはあまりお勧めしません。 yuriyuri.hatenadiary.com 娘の学年末試験の結果はあまりかんばしくなく(全ての状況からすると…

ひたすらに娘を甘やかしたという話

今日は娘と私についての超個人的なつぶやきなので、あまり興味を持たない方もいると思う。今現在私は、娘に付きっきりでひたすら彼女の精神面肉体面の両方を支えている。 娘の学校では、学年末試験の真っ最中である。娘はこの試験で3つ以上赤点を取り、単位…

父親に性的トラウマ(のようなもの)を植えつけられた話

今年になって衝動のままに、もう一つのブログを書き始めた。これはロマンス小説の感想ばかり書いているので、興味ない人には全く興味が湧かないだろうと別にわけてある。(読書備忘録) ほぼ誰も読んでいないにもかかわらず、こちらのブログよりもこまめに更…

人は何に対してお金を払っているのかという話

残業100時間超、残業代ゼロ、過労死認定も困難にー裁量労働制 先行事例から知る本当の怖さ(志葉玲) - 個人 - Yahoo!ニュース [裁量労働制] [社会] ぼんやりとしかわかっていなかったけれど、もっと法律の勉強をしていかなくてはいけないと、いい年をしてア…

マクドナルドのカウンター席で、突然深淵をのぞいてしまった話

衝撃覚めやらぬ体験をしたので、書いておこうと思う。 Treasure Mart 食べないで下さい!どこから見ても本物みたい リアルサイズ ハンバーガー型 リストレスト キーボードクッション メディア: ホーム&キッチン この商品を含むブログを見る 数日前、小腹がす…

どうでもいいけど、ちょっとだけ悲しい話

もしかしたら後から書いたことを後悔するかもしれないが、書き捨て。 妹が数年後に70歳を過ぎている母親を捨てる気でいるのに気づいた。(正確に言えば捨てる気なんだろうなと分かっていたものの、どこかでなあなあにならないかという希望的な観測をしていた…

「建前を大事にしなさい。陳腐でも正しいことを建前と言うのだから」

ブログタイトルにした言葉は、「愛すべき娘たち」の第3話から抜き出してみた。 yuriyuri.hatenadiary.com 前回のエントリーでは、「人はイメージとしての「おかあさん」と実際の役割を果たす「母親」という役割を混同してしまいがち」で、その混乱には「愛」…

お母さんの愛は弁当箱の形をしているー続・「あたしおかあさんだから」の「おかあさん」とは一体誰なのか?

前回のエントリーを書きながら、さらに深く「おかあさん」とは一体誰なのか?と考察してみた。 yuriyuri.hatenadiary.com 「おかあさん」という言葉を聞くと、何となく崇高で素晴らしい存在を思い浮かべたり、もしくは全く逆の飲み込まれるようなイメージを…

「あたしおかあさんだから」の「おかあさん」とは一体誰なのか?

今だに炎上中なのかは定かではないが、ちょっと意見を表明したいと思った件ですね。 母の自己犠牲を描くとなぜ炎上するのか のぶみ作詞「あたしおかあさんだから」 を認知的不協和から考える(中野円佳) - 個人 - Yahoo!ニュース [子育て] 子育て時代は、どう…

「たとえ世界が終わっても」人生は続く、だらだらと

日本やアメリカ、イギリスは1980年代以降、新自由主義(ネオリベラリズム*1)の考え方を経済政策に取り入れるようになりましたが、その結果起こったのが格差社会です。こういった状況を踏まえて書かれた本が、橋本治著の「たとえ世界が終わっても」なのです…

子供は親の言うことなんかほぼ聞かないという話

この匿名ダイアリーを読んで、考え込んでしまった。 日本の未来が暗すぎて日本脱出した方がいいのでは? [増田] 「ここではないどこか」なんて、どこに行ってもないと思う。「どこか」に自分と子供のための場所を用意してくれる「誰か」なんていないよ。それ…

音楽よもやま

久しぶりに小室哲也率いるglobe(というかもう既に率いなくなって久しい)「FACES PLACES」をふと聞いてみたら、2,3日リピートしてしまった。 小室哲也の曲を聴いていると、もう20年以上前に私自身がボーカルを習っていたころよくカラオケでglobeを歌った…

時の過ぎ行くままに、この身をまかせていいのか悪いのか問題について

匿名ダイアリーで、35歳を過ぎて結婚出来ない人の大半は訳アリ物件 に対して 40を数年ほど過ぎた独身の私の妹は、16歳の我が娘に「○○ちゃんは嫌いじゃないけど2人っきりで話すと面倒くさい。本人はとても言えないよ」という評価を受けている。最近の妹の話…

「高慢と偏見」に手が届かない私の読書遍歴 その2

ひとくちにロマンス小説とくくっても、実際はかなり幅があるのは確かだ。小説家の中には、ペンネームを分けて傾向を変える形で書き分けをしているやり方をする人がいて、その中でも特に愛読しているのがジェイン・アン・クレンツ、またの名をアマンダ・クイ…

「高慢と偏見」に手が届かない私の読書遍歴

たまには読んでいる本について書いてみようと思うのだが、私の読書傾向はかなり偏っている。社会学関係と、それとは全く別にロマンス小説というか、いわゆる「ハーレクイン」を読むことがほとんとだ。 ハーレクインといえば、大富豪とウエイトレスが、偶然(…

ポイントカードと個人情報についてのジレンマ

去年はろくにブログを更新しない上に、更新したらしたで子育てのグチが多かったので、反省して他の話題を書いてみようと思う。 年末にちまちま掃除をしていたら、なくしたと思っていたポイントカードを発見した。 徹底比較! クレジットカード&電子マネー&ポ…

(続)子供ってバカー母親の責任は無限大問題について

今週のお題の「2018年の抱負」にも関連してくるのですが、 yuriyuri.hatenadiary.com 前回の記事の続きです。 我ながら煮詰まっていたなあと思いますね。実のところ年末は娘を実家に帰省させて、物理的な距離をとっていました。そして文字どおり寝正月をしな…

子供ってバカー母親の責任は無限大問題について

anond.hatelabo.jp しばらく前に、これについてコメントしたことにも関連してくるけれど、私のこの一年は“これ”に尽きる。 ガンになっても帰ってこない娘 娘と言えども自分以外の人間に、自分と同じようにように物事を感じて欲しいと思うのには少々無理があ…

娘の反抗期が終わった(と、思う.....多分)

高校生の娘が、急に私の話を聞くようになった。正確に言えば、常にファイティング・ポーズで母親に接していたのがそうではなくなってきたというだけのことなのだが...。 娘の反抗期は、小学校5年くらいにはもう始まっていたような気がする。「気がする」とい…

資本主義をささえるのは誰?

よく行くスーパーにセルフレジ(商品のバーコード読み取りは店員がやって、精算は一つのレジにつき2台ある精算機のうち店員から案内された方の1台で行う)が導入されたんだけど、トラブルが起こりそうな気がしてならない。 これははてな匿名ダイアリーからの引…

月の裏側は見えないという話ー『ど根性ガエルの娘』の感想その2

月の裏側は見えないという話ー『ど根性ガエルの娘』の感想 - ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか 私にしては多くの方々に読んでもらったので満足していたのですが、テーマというかマンガの持っている破壊力が凄まじかったせい…

月の裏側は見えないという話ー『ど根性ガエルの娘』の感想

yuriyuri.hatenadiary.com 正月を挟んで2週間近くに渡って続いた娘の私の戦いの結末は、お互い物理的な距離をとることでまるで何事もなかったかのように収まった(と思う)。 彼女はどうやら私が母親であると同時に、母親も自分と同じ人間であることを理解し…