残暑御見舞い申し上げますーポンコツ日記
今年の夏は、これまで生きてきたうちで一番つらい夏だった。
がんと診断されてから、はじめての夏だった。
体がつらいのはもちろんだけれども、それより気持ちの持ちようが、自分の心がどうあればいいのかが分からなかった。
途方にくれていた、そんな夏だったんだよ。
ツイッターの中では、夏を越せなかった何人ものがん患者さんの訃報を見たよ。
元気に過ごす人たちも当然いた。だけど思っていたより、夏の暑さは私達の体には厳しかったみたい。
皆で励ましあって乗り越えるしかなかった。そんな夏だった。
心がすり切れそうになるとはどういうことかのかが、分かったような気がする。
秋はもう近くまで来ている。だからどうだって言うんだろうね。この夏を経て、どんな気持ちで秋を迎い入れたらいいのかしら?
さっぱりわからないんだよ。
本当に分からないんだよ。
それでもこれから私は、どこに着地するのかも分からない日々を過していくのだろうね。
今年の夏を越せずに逝ってしまった方々全てに、お悔やみを申し上げます。