ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

溺れる前のマルクス

の前に読むピケティ

 

21世紀の資本

21世紀の資本

 

 は、難解すぎて私にはム~リ~ということで

 

 そう、こっち!

文鳥は大切に!という話ではなくて(本の中に出てくる文鳥は可愛い)、何もしなければ金持ちはより金持ちに、できることを試みてみましょう、ということかな。

格差にたいして手をこまねいているだけでは話にならないらしい。

しかしここで、 

ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!(古い?)

ピケティブームに対して、この2大巨頭(池上彰佐藤優秀)が物申すのが、

 

 これですね。反ピケティです。

 

資本主義社会には確かに問題がある。しかしやっていくしかない。そして現代を生き抜くためには

 

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

 

 システムとしての資本主義を理解することを力説しています。資本論をアタマに叩き込むことによって、パソコンのOSにあたる部分を構築していくということだそうです。そして両巨頭はそのために、

  勉強しましょう!

との熱いメッセージを送っていますね。21世紀を生きていくのは、思った以上に大変そうです。

資本主義という大波に溺れずに乗りこなすには、カール・マルクスの書いた資本論を頭に叩き込んで、グローバル社会をサーフィンしよう!

 

ちなみに資本論を理解するためには佐藤優さんによると一年かかるとのこと。巻末に「資本論を読み解くための8冊」というコーナーまであります。何か

 とにかく自力でがんばりましょう

と言われた気がしました。まあ頑張るつもりあるんですけどね。