溺れる前のマルクス
の前に読むピケティ
は、難解すぎて私にはム~リ~ということで
まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」 (まんがでわかるシリーズ)
- 作者: 山形浩生,小山鹿梨子
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本
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そう、こっち!
文鳥は大切に!という話ではなくて(本の中に出てくる文鳥は可愛い)、何もしなければ金持ちはより金持ちに、できることを試みてみましょう、ということかな。
格差にたいして手をこまねいているだけでは話にならないらしい。
しかしここで、
ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん!(古い?)
ピケティブームに対して、この2大巨頭(池上彰、佐藤優秀)が物申すのが、
これですね。反ピケティです。
資本主義社会には確かに問題がある。しかしやっていくしかない。そして現代を生き抜くためには
システムとしての資本主義を理解することを力説しています。資本論をアタマに叩き込むことによって、パソコンのOSにあたる部分を構築していくということだそうです。そして両巨頭はそのために、
勉強しましょう!
との熱いメッセージを送っていますね。21世紀を生きていくのは、思った以上に大変そうです。
資本主義という大波に溺れずに乗りこなすには、カール・マルクスの書いた資本論を頭に叩き込んで、グローバル社会をサーフィンしよう!
ちなみに資本論を理解するためには佐藤優さんによると一年かかるとのこと。巻末に「資本論を読み解くための8冊」というコーナーまであります。何か
とにかく自力でがんばりましょう
と言われた気がしました。まあ頑張るつもりあるんですけどね。