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現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

娘がそこそこ長い家出から、帰ってきた話その2ー裏ではこんなことが起こっていた

この記事に関して、実は娘がこっち(東京)に帰ってきた理由は、大学受験のやり直しだったりする。

娘を実家のマインドコントロールから遠ざけた
 

yuriyuri.hatenadiary.com

 

 

ギスギスと音がきこえそうなくらいの雰囲気の中で、娘の現役受験の際はあまりの成績の悪さから、卒業が10月半ばまではっきりしなかった。当然どこにもうからず浪人決定。しかもなぜか私の知らない間に、某美大記念受験していた。

その後娘は12月に実家へ家出、高校の卒業式は実家から直に出席し、そのまま私と会わずに帰っていった。

親の私は卒業式へは、出席していないです。娘からの来るな!という明確な意志を感じた。(卒業式に出席するため、東京ではカプセルホテルに泊まったとのこと)

 

次の年に何も連絡がないまま、娘は実家で受験した。しかし娘からみたおばさん、つまり私の妹が娘の受験を完全コントロールという名の洗脳状態に持ち込むという事件が起こり(後から知った)結果、2年目の受験も不本意に終わった。

 

2年続けての受験失敗に実家の人々も娘も放心状態になりつつも、なぜか親の私と縁を切ろうとしてきた。その手続きのため娘のおばあちゃん、つまり私の母から逆切れから始まる電話がかかってきたのが4月。

 

なんだか分からないまま母をなだめすかして(あのときは今にも電話を切られる勢いで、あせったあせった)私におびえる娘に代わってもらって、一年四か月ぶりに言葉をかわしたというわけ。

その後ライン電話に移行して、一時間くらい話したと思う。私の知らないところで、受験にからんだ妙な何が起こっていたらしい。らしいがその時はそこまで分からなかった、

次の日も話しをして、みたいな感じでお互いおそるおそる普通のコミュニケーションをとりはじめたというわけ。

 

妹が黒幕、というかおそろしや「中年の危機」*1

 

私の妹は兄弟の仲でも抜群にIQが高く賢い、はずだった。だったんだけれど、40半ばになってどうやら変なことになってしまったみたいだ。みたいだとは、妹と受験に関して直接言葉をかわしておらず、娘からのまた聞きだから。

妹を信用して娘の勉強をまかせていたのが裏目にでまくった。

妹は娘を塾にもいかせず自分で勉強を教え、受ける大学も娘の希望や実力を半ば無視するかたちで何もかも進めていた。

全てがだめというわけではない。基本的な勉強はみてくれるのだが、実家では「その決定は、本人ではなくあなた(妹)の考えだよね」のおしつけを娘に強いており、もう洗脳とはこのことか!状態。

妹には悪気が全くないんだろう。しかし妹は実のところ仕事もうまくいってないし結婚もしておらず、もちろん子どももいない。話しを聞けば聞くほどおそらく妹は、「中年の危機」の状態にあるようだ。

満足のいかない現状を、娘つまり彼女からすると姪に、ぶつけたのかなと感じた。

 

結果が受験の失敗。娘に責任がないなどとは決していわないし受験が成功していれば問題ないというわけでもない。しかし妹は外部の情報をなるべくいれないようにして、私たちの母を巻き込んで私(母親)を共通の敵とみなし(これに関しては明確な悪意があったと思う)、自分(妹)に依存させるようにしむけていたのだ。

その時はそこまでわかっていなかった。でも「なんか変なかんじ」という自分自身の直感にしたがって、いろいろなスキをつきながらも娘を東京へと遊びに誘い、実に1年半ぶりの対面をすることができた。

 

しかしながら、実は現時点(1月23日)、受験は終わってないのですよ。あー、早くどこかに進学が決まって欲しいでござるよ!

 

 

*1:中年期特有の心

理的危機、また中高年が陥る鬱病不安障害のことをいう。ミッドライフ・クライシスMidlife crisis)の訳語であり、ミドルエイジ・クライシスMiddle age crisis)とも表記される。