ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

年末の日の話

歴史というか戦国鍋TV

2015年も最後の日となり、いろいろと思い返すこともありつつも、なんだか中途半端な感傷にひたってしまうのですが…。

ところで掃除をしていたらこれを見つけてしまい、突如DVD鑑賞会を開く私でした。

 

戦国鍋TVライブツアー~武士ロックフェスティバル2013~ [DVD]

戦国鍋TVライブツアー~武士ロックフェスティバル2013~ [DVD]

 

 地方ローカルの番組から始まって、zepp東京でライブまでしたという「戦国鍋TV」という番組のDVDですね。これは戦国武将が出てきて(舞台俳優さん達が扮している)さまざまなシュチュエーションで芝居をするという番組です。その中でうしろシティが司会の「ミュージックトゥナイト」というコーナーがあり、織田信長豊臣秀吉らが歌い踊るというなかなかシュールな作りだったりします。歴史上の人物になりきった役者さん達のうしろシティとのかけ合いも面白要素の一つでした。(番組としてのコンテンツがしっかりしていたのと皆さん舞台役者さんばかりなので、歴史上の人物に成りきって堂々としている)

私が個人的に好きな歌は、「GO!天正遣欧少年使節」と「シズガタケの七本槍」かなぁ。一時期カラオケで歌いまくっていました。とにかく歌の歌詞が素敵すぎる!!よくもまぁうまいこと歴史をすくい上げたものだと感心してしまうくらい。結局私はシュールさを含むユーモアが好きなんだろうなと思う。

 


【戦国鍋TV】GO!天正遣欧少年使節【天


戦国鍋 shitihonyari live

でもやっぱり「敦盛2011」かなー。「信長と蘭丸」というユニット名(笑)の二人か歌う一連のシリーズは、役者さんが抜群に上手いのでとにかく爆笑できます。(しかしこれは腐の要素があるので、ダメな方は飛ばして下さい、すいません)

この信長さんを演じている役者さんは普段めちゃめちゃ地味~な人で全く目立たないんですよ。そういえば上の2つの動画にも彼は出ています。言われると分かるレベルで、本気で別人になってしまうことができる方です。(村井良大さんという方です)役者って凄いな。

今日見ていたDVDの中で彼が舞台に出る直前、舞台袖で村井さんから“信長”になるところをカメラが捉えている場面があります。私はそこが凄く好きで、「あ、今“役になった”な」というのが見ていると分かるんですよ!あの瞬間を何回見たことか。顔つきが変わるのがはっきり分かる。彼は戦国鍋一番の出世頭ですが、当然でしょうと言いたくなりますね。実は彼はテレビドラマとかにはあまり多く出てはいません。映画や舞台が中心の方ですが、とても才能のある役者さんだと思います。

 


敦盛2011

やっぱりいいなぁ!このコンビは完成度が高くて、信長と蘭丸としてのかけ合いも多いですが、全く正反対の雰囲気で視覚的に相性がいいのもあるし、二人とも役者としての実力と華を持っていると思います。(特に村井さんの普段の雰囲気と地味さからの変わり様は驚異的ですらある。普段はメガネをかけた浪人生にしか見えないのに)

大体「オレの心の桶狭間~」って!!!歌詞を書く方も書く方だし、すごいドヤで歌う方も歌う方さ!たいしたもんです。

 

それから番組が基本細かい所まで歴史に忠実なことを心がけて作られているので、役に立たない歴史の知識が増えました。(安土城は吹き抜け構造など)番組の他のコーナーもとてもよくできていて、面白くて仕方がなかったです。(しかし何も大晦日に思い返すことではない気がする)

今年最後の更新がこれかい、と自分に突っ込みつつも、皆様良いお年を!