知れば何かが変わるのか?-「殺しあう」世界の読み方
私がほそぼそと書いているこのブログにおいては、この記事の反響がかなりあったことにビックリしている。どちらかと言えばどころか、けっこうに暗い話なのだが、これより前に書いた記事で
この父親の葬式にまつわる話がバズったので大丈夫だろうと考えて書いてみた。実はこの話もかなりマイルド仕上げにしてあり、ブラックに傾きすぎないサジ加減が自分でも難しくて考えつつも記事を書いた。
父親は墓の中で眠っているので、もういろいろマズイことをやらかさないから距離を持って書けたことが良かったのかな?でも生きている人間については、書けないこともいろいろあるからね。
今はできるだけ係わり合いにならないような布石をうってはいるし、情にひきずられた人間がババを引くのが実家の鉄則なので、今後も冷静になおかつ淡々と行動していくつもり。
ちょっとだけ書くと現在進行形でくすぶっている火種は、兄弟のうち一人と連絡がつかないことだ。彼は金関係がゆるゆるなので、食い詰めたら実家に現れると思う。私は昔この男にサラ金の尻拭いをさせられそうになったことがあり、全く信用していない。兄弟は他人の始まりっていうことわざは、私のためにあるといっても良いくらい。でも実際会うと、かなりのハンサムなんだよねー、優しいし。(昔は反町隆史に似ていたけどおっさんになったら石田純一に近くなった)みんなあの顔の良さにだまされてお金を出しちゃうんだよ。私は全くメンクイじゃない自分を、褒め称えたいくらいだ。
だから私はイケメンより知識や教養のある男性の方がよっぽど好感が持てる。世の女性は何で顔を良いというだけで点が甘くなるのかが本当に謎。多少お年をめしているけれど、田原総一郎さんとか、佐藤優さんとかの顔の方が比べものにならないくらい魅力的だと思う。勿論この人達の本はかなり読んでいて、これからも読んでいこうと思っている。
「殺しあう」世界の読み方 (田原総一朗責任編集 オフレコ!BOOKS)
- 作者: 宮崎学,佐藤優
- 出版社/メーカー: アスコム
- 発売日: 2015/05/23
- メディア: 新書
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この本は私の敬愛する人が2人とも出てくるし、ベストセラーになったトマ・ピケティの本を第1章で解説してくれている。
イスラム世界についての解説やアベノミクスが果たした一定の成果についてなど、読み応えのある本だと思う。私は若いころあんまり勉強していなかったので、恥かしいけれどあまりものを知らない。でもそれではよく分からないまま大量に流れてくる情報の海に溺れて不安になるだけだ。佐藤さんの本を読むようになって、ある程度読むべき本を自分でラインナップできるようになってきたのが嬉しい。でも本が難しすぎて時々違う方向の本を混ぜてみたりしているけど。
これとか、表紙を本屋で見ていたら衝動買いしてしまった。
でもよしながふみは、天才だと思ってるけどね。