ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

年配女性についての謎ードトールは自由な場所

おせんべいとおはぎとドトール

 

 

ドトール愛好家でもないけれどドトールによく行く(近いから)私が前から抱いている疑問です。

ドトールの柱の奥の席でお茶する2~4人の年配の女性(おばあちゃん達ですね)は、なぜおせんべいおはぎ等をナチュラルにドトールへ持ち込むのか問題です。

私のよく行くドトールだけなのでしょうか?

行為自体の是非としてありかなしかで言うのならば、なしですね。何気に一階の店の奥にある柱の奥の席にお茶菓子(なのかな?)を持ち込むのは、一応見えないように店に気を使っているということなのか?

今日は私が席に座る前から3人で宴を開催していたおばあちゃん達が帰るのと入れ替わりで、別のおばあちゃん達が今度はせんべい持参の宴を開催していました。

もう一つの宴の特徴として、人が途中で増えたり減ったりすることです。その辺はとても融通の効く間柄のようです。

ついでにおばあちゃん達はかかってきた電話にも普通に出ていました。そこもおばあちゃんが変わるだけで、皆さん電話には出ます。長電話とかはしないです。あれ、そもそも喫茶店で電話するのって、大丈夫だったんだっけ?

なんかあのへん界隈だけで通じる独自ルールとかありそうです。

 

でも私は実は、迷惑だから止めてくれ!というほど強い拒否感を感じないのです。何でだろう♪とか歌いたくなる、のは嘘ですが、おそらく全員楽しそうに束の間の宴を楽しんでいるからだと思います。

誰々が病院に行ってから顔を出すだの、あそこの店はどうだっただの、かなりの個人的な話をしているのが丸聞こえ(リーダー格の人の声が基本大きい)で、家庭の事情相談もてんこ盛りです。多少のグチをお互い言い合いつつ(聞いてないこともある)、皆さんそれぞれ無理のない範囲での宴らしいのが分かるからです。

時には今そこにいない人の話をしていることもありますが、悪口ではなく(これはホント)今日は何々だから来られない的な話をしていました。

うーん、完全にぬすみ聞きです、私の方がやばいかな。

 

なんとなーくですが、こういう宴はスターバックスでは開催されない気がしました。スターバックス的なオサレ空間におせんべいやおはぎは似合わないし、おそらく客層も違うのでしょうね。

 

ところでドトールの宴がなんか嫌じゃない理由として、女性にはお互いいろいろな配慮をしつつも気を使いながら付き合う面があるので、そういったことから開放される時期が、後15~20年くらいしたらやって来るのかな、とおばあちゃん達を見ていると思うからかもしれません。そうじゃない気を使う付き合いとかも、いくつになっても続くのかもしれませんが、少なくともドトールの宴ではみんな自由で楽しげでしたね。

多分時間だけ決めておいて、でも時間厳守ではなく誰かがお茶菓子を持ってくる。ほどほどに喋った後は用事のある人は先に帰る。こうして書くとけっこう羨ましい老後の人間関係に思えてきました。まぁドトールのパンとかクッキーは、いまいち口に合わないから好きな和菓子を持参ということなのかもしれませんね。(ダメなんだけれど)

 

あ、それからドトールでは当然おじいさんの集まりみたいのものも開催されていますが、彼らはさすがにお茶菓子持参ではないし、比べると何か宴じゃない感があるのです。自由度が高くないせいでしょうか?(いやいや何か私はおばあちゃん達に押し切られてるような......。)

 

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yuriyuri.hatenadiary.com

 

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