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養育費調停の申し立てに関する話ープロローグその2

 養育費については、もう何年もの間考えていた。でも法的な知識や資格があるわけでもない私にとって、具体的に何をどうすればよいのか?弁護士に依頼するのが一般的なのかすら知らないというのが、本当のところだった。

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法テラスという、法律に関する公的な機関な機関があることは知っていたしホームページをチェックしてもいた。でもそこにデカデカと記されている連絡先へ電話なりメールなりをするという行動を起こしたのは、今年(2018年)の8月が初めてだった。

これまで行動しなかったもっともらしい理由は10個も20個もあったけれど、結局のところ面倒きわまりないというのが実際のところだろうな。全く経験のないことをするためには、様々な知識や下準備が重要になってくる。しかし一番重要なこととしては、物事を成し遂げようとする本人、つまり私自身の強い意志がどうしても必要なのだ。

 

がんばる 女性 画像 に対する画像結果

 

そもそも養育費を請求する裁判をするのかと思っていたら全然違っていた。

はじめに、裁判所へ養育費請求のための調停を申し立てをする。それから調停員を介して、直接ではないが元夫と養育費に関しての話し合いをしていく。その話し合いでも双方の話がどうしてもまとまらない場合には(不調)、調停は自動的に審判手続きへと進むことになる。

まぁ養育費は子供の権利なので審判に負けるということはないらしいが、相手の諸事情で(転職、再婚など)払えないというともあるらしい。らしいらしいという言葉が続いてしまっているのは、離婚家庭はいろいろなパターンの事情が考えられるためケースバイケースというのが実情となってくるからだ。

 

娘は、いま高校2年生。最近、進路に関する話をすることも多くなってきた。家の経済状態から冷静に判断をするならば、就職というのが現実的だろう。または夜間や通信大学、奨学金を申請するかお金を貯めてからの進学。しかし娘の性格からすると、専門的な知識を身に付けるなり訓練してから社会に出た方が良いタイプだと思う。娘は母親の私から見てもコミュニケーション能力が高い方ではなく、プライドが高くて打たれ弱く、こだわりが強くて融通が効かない。しかも他人(先生を含む)に言われたことに関して、何であれ本心から納得がいかないと言うことがきけないのだ。そしてこれはそのまま、彼女の父親が持っている性格的な特徴だったりする。

私自身は他人にまるで合わせられない、そのことに全く罪悪感のない彼と暮らしていけず、ずいぶん前に離婚という方法をとった。でもここにきて、血は水よりも濃いという言葉をひしひしと感じる。

 

遺伝

遺伝

 

 

養育費は子供の権利というけれど、ものごとは正当な要求だから上手くとも限らないだろう。しかし彼女の父親、つまり別れた夫は長い長い長い間希望の職に就くことができず、10年以上も親のすねをかじっていた。ただし現在彼は努力の末希望していた職業に就いて、かつ世間的にも成功しているといえる状態だ(初志貫徹という意味では、素直に賞賛している)。だから私は、彼の父親が彼がしてあげたような金銭的な援助を、娘の父親である彼に何年間か要求してもよいのではないか?という結論に達したわけ。

こんなことを考えながらもグダグダと何年かを過ごしてしまっていたが、私はついに今年の7月の半ば法テラスに面談を希望する予約の電話をかけた。ホームページにはメールでの相談も可能とあったけれど、弁護士と直接会って疑問を解決したかったのだ。

予約した日も暑い日だったが、私はその暑さが気にならないほど緊張した。でもスマホのナビに従って駅からそう遠くないビルの中にある法テラス(池袋)の事務所を訪ねたところまではいいが、そこまできて緊張のあまり入り口に入るのを躊躇してしまったよ。

ぞしてビルのエレベーターに乗りながら、電話予約の際に話した男性が「7月いっぱいでこの事務所(池袋)は閉めてしまう」と言っていたことを思い出したりもしていた。