ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

子供ってバカー母親の責任は無限大問題について

anond.hatelabo.jp

しばらく前に、これについてコメントしたことにも関連してくるけれど、私のこの一年は“これ”に尽きる。

 

ガンになっても帰ってこない娘

娘と言えども自分以外の人間に、自分と同じようにように物事を感じて欲しいと思うのには少々無理がある。「私が」つらい気持ちでいっぱいだから、時間をとって欲しいと頼めばいいんじゃないの?あと文章が分かり難い

特に“娘と自分は違う人間”と分けて考えることは物凄く難しい。わが娘は、落第スレスレというか、退学と言われても仕方ないくらいのひどい成績で中高一貫の高等部に、文字通り進学させてもらった。それからほぼ一年、成績はいまだ低空飛行。ぶっちぎりの最下位だったが、最下位とベリ3くらい間を間をいったりきたりしているのが現状だ。

何で成績が上がらないのかというと、要は勉強するのがイヤというだけのことなのが笑える。実際問題成績が悪いことの理由の多くは、絶対的な勉強時間が足らないことから来ているのだ。もちろん親の私は手を変え品を変え何とかしようと説得と努力の限りを尽くしている。今の学校をきちんと卒業するメリット、将来の選択肢、全てにおいて、“今”頑張ることでどんなに後が楽できるのかも分かりやすく伝えている。

しかし子供の見えているのは『今この瞬間』だけなのが、身にしみて分かった。(子供というか私の娘なんだけれど)ああ、娘アホ丸出し、ていうか数学の追試をやってたことを知らないってなんだよ。先生と私が面談するまで、数学の追試をやっていることすら知らないってどういうことだよ!マジむかつくんだけれど!私じゃそんなこと知りようがない。しかも半年で遅刻30回ってどういうこと!私朝あなたを起こしてますけれど、これ以上どうすればいいのかが、もう分からない.........。

でも、学校は止めたくない、勉強以外は楽しいからって何?義務教育じゃないから、中等部時代のように、私が全教科の先生に米つきバッタみたいに頭さげてもムダなんだってば。単位がとれなければ、ふつうに落第だっつーの。

 

しかも成績が悪いプレッシャーで、すぐお腹が痛くなって食欲がなくなるので、せっせと消化の良い食べ物を食べさせているけれど、皿一枚洗うのも面倒くさくて嫌がる。家事を手伝う余裕がないけれど、絵を描くことととスマホをやる時間はあるらしい。

数日前にそもそも学力というよりも、ある程度勉強が大変という学校のやり方についていけないのならば、たとえギリギリで進級できても3月を期に学校を辞めて欲しいと娘に最後通告を出した。私(親)はもうフォローしきれないから、諦めて近くの学校(通学に一時間かかるため、体力的に大変)か通信にでも行って、自分の好きなペースでやればいいとこころの底から思うよ。

親は子供になるべく良い教育を受けて欲しいと思うのが当たり前だし、実際手助けしてきたけれど、本当に限界。私自身がもうダメ。これからだって、母親の“私”が頑張れば、なんとか卒業まではたどり着くと思う。そしてそのころにはもう少し娘自身が精神的に成長しているかも知れない。でも、もう“私”が無理。そんなに彼女のサンドバックとして頑張れない。

 

実は数日前に、初めてメンタルクリニックに行ってみた。2人だけの世界は煮詰まるから、他者に頼りたくなったので。病院で診察をうけつつ話をしてみたら、カウンセリングを勧められて、我にかえった。別に金かけてまでなんとかしなくてはいけないほど私と娘の関係は悪くないのだ。要は“私”が彼女をコントロールしようとして、上手くコントロールできないからイライラしているだけ。それがたとえ学校に遅刻しないように生活を整えるとか、宿題を期限までに提出するとか、授業をきちんと受けるとかであっても、コントロールはしょせんコントロールでしかない。親の私ができるのは、自分のした行動の結果どういったリスクを抱えるのかを説明したあと黙って見守ることしかできないんだと思う。

現代の育児において、母親の責任はほぼ無限といっても良いかもしれない。なんとか“ちゃんとした子”に育てなくては!というプレッシャーと、日々戦っている。特に母と娘はどうしても心情的にくっつきやすいから、境界があいまいになる。この一年、どこまで世話するのが正解なんだろうと泥沼の中を這いずり回ってきたけれど、私が頑張れば頑張るほどズブズブに沈んでしまうような気がする。でも結局“できない娘”“やらない娘”をそのまま受け入れていくしか、ここから抜け出せないんだろうな。

自慢でも何でも無く、親友もできたしいい学校通ってるんだけどねー。必死で2人して受験勉強したんだけどねー。私はそもそも「行け」とか一言も言ってなくて、自分でどうしても行きたいって、転げまわってごねたんだけどねー。高等部も、自分でどうしても進学したいって言うから、私必死で先生たちに頭下げたんだけどねー。ほんとどこまでが「親の責任」なんだろう。

 

 

 

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卒母のススメ

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