ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

長年に渡るひっかかりに、一区切りをつけた話

あまり明るい話題ともいえませんが、終わり方はそんなに暗くはないつもりです。

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“ずっとこの問題が頭のどこかを常に占領している。ある時このことに解決の二文字はない!と思うことにした。自分は被害者でもあり、(娘持ちの自分は)加害者でもある。でもそれは私の人生の全てじゃなくて一部分だ。”

 

私は実家にいる家族とあまりスムーズな関係を保っていない。ある意味元凶ともいえる父親は数年前に亡くなっている。

 

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 娘の冬休みに彼女との関係にどうにも絶えかねて娘を実家に預かってもらったのだが、預かってもらうことには直前まで悩んだ。私は結局自分の母親とか兄弟を信用していない部分がある。そのことはお互い解っているし、修復が難しいこともやはりお互い解っている。

それとは全く関係なく、娘と実家の関係は割と良好だ。もちろん意識して私が仲を取り持ってきたということもある。私が彼らと上手く関係を築けないことと、娘とは全然違う次元の話なので。

娘には変な風に隠し事はしていない。“死んだおじいちゃんは、あんまり男性としては大人っぽくない(成熟していない)部分が多くあったけれど、彼は彼なりに一生懸命だったんだよ”なんて上手いこと説明しているけれど。

 

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 実母は私の中で、父親とセットになっているんだと思う。なんというか、私は母に対して、彼女がわが身可愛さに常に不機嫌な自分の夫に、自分の子供を差し出していた(少々言いすぎか?)と感じていたフシがある。母の年齢からして(70過ぎ)よくあることと言えばそれまでなのだが、自分の人生に明らかに満足していない男性の気まぐれな不機嫌に長女として延々と付き合わされた身としては、もやもや感が捨てきれないのは確かだ。

 

今回の娘の帰省は、実はもっと短い期間(3泊4日)の予定だったが、急遽私の勝手で前倒しにして、事後承諾で押し切った。娘を家から送り出した後に、母に電話にして始めは冷静に状況を説明していたのだが、突然感情がこみ上げてきて涙を流しながら声を詰まらせてしまった。

 

母は私に「いいから、いいから預かるよ。ゆっくりしなさい」と言ってくれた。まぁそう言うだろうなとはわかっていた。彼女は物事の根本的な解決策を出すことができるタイプの人ではないし、そのことがイビツとも言える夫婦の結婚生活を保つ方法でもあったので。私はそのやり方に本当に傷つけられてきたし、今でも正しかったとは思えないけれど、今回その“なあなあ感”に救われたことは確かだ。現状を娘と私の関係だけでとらえると、とりあえず解決方法はないし、いったん物理的な距離をおいてクールダウンするのがベストだと思う。

 

関係をはっきりさせすぎないやり方が正しいのかどうかは分からないけれど、10日以上の黙って未成年の子供を預かってくれる場所なんてどこにもないので、今はその“なあなあ感”に助けてもらいながら、娘がもう少し大人になるまでの時間を乗りきろうと思う。