ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

放送大学に関すること、及び読書その他についてをゆるゆると語る

勝手に未来予測をした話

このニュースに自分でも驚くくらいの興味を惹かれました。

www3.nhk.or.jp

すごいな!とかではなくて、なんと言うかAI、つまり人工知能に対して私なりのイメージがわいた、ということです。

私自身はバリバリの文系なので、人工知能が発達していくことでどういったことができるのか、できないのかはニュースをそのまま鵜呑みにする程度の知識しか持っていません。そしてその私が人工知能に対して最も関心が高いことといったら、

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というオックスフォード大学の教授が提出した論文です。これによると702種の職業は20年以内に47パーセントがAIの発達で機械にとって変わられると述べています。これはけっこう有名な記事であり、私も色んな雑誌でこれを元にした記事を読んでいます。

それはそれとして(とはいうものの危機感をもってはいるのですが)じゃぁ人工知能って結局何なんだろうか?という立体的なイメージがわかなかったのですが、上記の人工知能が小説を執筆、というニュースを読んで、「ああ、なるほどね」と思いました。

この“なるほどね”はこれがSF作家、星新一さんの作風を受け継いだ新作を生み出すことを目指していたという部分です。私は一時期星新一さんの本をそこそこ読んでいます。そして彼の本には近未来の世界が当たり前のように出てきます。私はなんと言えばいいのか、おそらく星新一自体の作家としての力量とでも言えばいいのかは分かりませんが、本を読みながらその近未来に対して、ある種のリアリティを感じていました。

 

ようこそ地球さん (新潮文庫)

ようこそ地球さん (新潮文庫)

 

 その未来は星新一という作家の頭の中しか存在しない世界だったのに、2016年の今、彼の本に出てきそうな人工知能、AIが彼の作風を受け継ぐべく小説を創り出すようになったということにショックを受けたのです。私は「あぁ、今の時代は星新一の書く近未来に、半分足を踏み入れたんだな」と感じました。私たちは現在近未来に生きているんだな、と思ったのです。

つまり後から歴史を検証したならば、私たちは(多分)本格的に価値観が変わっていく時代に立ち会っているんだろうな、と思ったのです。これからますます変化に継ぐ変化が様々な分野で起こってくるんだろうな、とも感じました。えーと、価値観戦国時代とでも言ったらよいのか。私の中学生の娘が大人になるころには、私と彼女は全く通じない言葉や考えをお互いがお互いに使いながら、それでも対話しようとするのかもしれない、と想像しました。私はこれまでの価値観を全て作り変えたり捨てたりすることはできないだろうし、彼女はこれからを生きていく人だから。

私にとっては人工知能がその象徴に思えたのです。

 

まぁこれはあくまで私が勝手に感じたことなので、当たるかどうかは自信がないのですが。(けっこう無責任)