ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

正しくて、正しくて、正しいから苦しい

思うところがあって、ひっそりと書いてみる(なら増田で書けよって感じですが!)

保育園落ちた日本死ね!!!という増田のエントリーについての意見

「保育園落ちた日本死ね」と叫んだ人に伝えたい、保育園が増えない理由 | 駒崎弘樹公式サイト:病児・障害児・小規模保育のNPOフローレンス代表

のその後

保育園落ちた日本死ね!!! をシェアした後の反響について思うこと|Yanoshin|note

この人はなんかすごいちゃんとした人で、この記事のちゃんとしていて、もとの増田さんのことも責めてないし前向きだと思う、思うんですよ。

でもね、私には違和感があった。増田さんからは感じなかった違和感。何でだろ?

増田さんは突っ込みどころが満載なんだけれど必死さがある。それに対して現実的で建設的な意見を書いたことは正しいし、素晴らしい。でも増田さん自体は救われないんですよ。

「怒っていい」というお許しが欲しいわけじゃなくて、保育園に落ちた増田さんは、今現在怒っているのだから、多分だけれど建設的な意見を聞きたかったわけじゃなくて、ひたすらどこかに怒りをぶつけたかったんだと思う。

つまり増田さんの怒りを受け止めてないことにちょっとだけ、違和感というか納得いかない感を感じたということです。

 

 気持ちの問題を現実で打ち返した、でも意見のあり方としては皮肉でもなんでもなく正しい。

正しくて、正しくて、正しいから、増田さんの怒りは行き場がない。

実際保育園や待機児童対策のこととか、様々な現状を知ることができたのも良いことだと思う。自治体に対して声をあげて、行動していこうということも素晴らしいと思う。でもそう思えば思うほど最初の増田さんの影が薄くなってきてしまい、今働けなくなってしまうらしい彼女は、どうしているんだろうか?と心配してしまうよ。知りようはないんだけれど。

気持ちの問題を気持ちで受け止めることは、きっと何の役にもたたないんだろう。大体私がそんなことを思っても仕方がないのだから。

 

何か昔からそういう部分があって、「その意見や考えや対策がどんなに正しくても、今現在それを言うかな?」と思ってしまう自分がいる。正論で全部埋め尽くされると、走って逃げたくなる。少し待ってくれないかな?と言えずに下を向いてしまう自分がいる。

保育園とか待機児童の問題は大変重要で、待ったなしというか時間も何もないんだけれど、もっと近い将来の再来月、4月から保育園に入れなかった子どもたちと保護者はそれぞれにどうするんだろうか?どうもできないよね。そもそもいろいろ問題が大きくなり過ぎて、(保育士の給料のこととか)毎年この時期になる度に同じことを聞かされている気がする。

現実の子供の姿が見えてこなくて、タイキジドウっていう謎の子供の集団が急にクローズアップされる。そして子供のいる人もいない人も大人はみんな大きい声で意見をぶつけ合う。

 

でもホントに、増田さんはどうするんだろうね。なんとかなるといいんだけれど。