ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

恋は甘いかしょっぱいか

今子供が学校の行事でお泊りに行っています。「あれ?」っていうくらいに気が抜けてしまい。昨日は時間もいつもと違ってたっぷりあるし、ブログの更新をしようと思いつつも寝オチしました。

ご飯もテキトー。寂しいっていうより、「あれ?」って感じ(大切なことなので2回書いてみた)普段は思春期の中2病っ子相手にバトルに次ぐバトルな日々ですが、生活のハリは確実に与えてくれているらしい。数年後の子離れに向けて、心の準備をしようと決意しました。(とりあえず彼氏ができても尋問しないようにしなければ.......。

ところで少し前にこの記事を読んだ時に引っかかっていたことがあってちょっと書いてみますね。(記事が凄く良いので、勝手にインスパイアされたとも言う)

remmaru2130.hatenablog.com

私自身は特に二次創作をしたいとも探してでも読みたいと思ってはいないのですが、最近たて続けに京極夏彦本の公式(なのかな?)の二次創作というのかスピンオフ的な本を2冊なんとなく読んでみたのです。

京極さん本人が書いたわけではなく、ライトノベルの女性作家さんが依頼されて(勿論京極さんのファン)書いたものでした。内容に関しては「ふーん、こういうものなのか」という感想です。というか内容というより、2人の作家さんがそれぞれ京極さんの本を読みながら、本の中身のどこに萌えていたのかがよく分かるなぁと思わされましたね。

で、この『伝わらない二次創作』の方が、“説明不足”という原因を書いていて、これは本当にその通りだと思うのですが、私はこれにプラスして、「伝わる・伝わらない」の前に温度差の問題を挙げたいです。

温度差の問題というのは、二次創作を書く方は勿論その作品を好きというか、もう恋に落ちている状態と思うんですよ。でも恋をしていることを他人に伝えようとするならば、とりあえずいったん恋している自分を脇に置いて、その状態を引きで見る目がないと、描写というものはとても難しいのではないかと。だって現実(と比べてはいけないのかな?)に恋愛している恋人たちのノロケを聞いても、あんまり楽しくて仕方ない人はいないと思うし。でも恋をしている最中に恋から少し離れてみることは、それはそれで大変なんですよね。

そして私はこの“説明不足”の内訳として、文章が上手いとはイコールじゃない部分があるのではないかな?と推測してみました。というより上手ければ上手いほど、心の煮えたぎった華麗なる他人へのラブレター(二次創作の作品のことです)を読まされることになるので、それはそれで結構キツいことかもしれません。

 

yuriyuri.hatenadiary.com

 自分の頭の中にある恋愛という妄想を(文字の上でも)現実という形で存在させようとするならば、もっと取り扱いというか、面倒くさいし大変でしょうけれど、他人の目というものをを多少は意識することが必要なのかもしれませんね。悲しいけれど他人に自分の恋愛という熱い塊をガンガンぶつけても困惑されることの方が多いんじゃなかなと。それくらいというものは儚い存在なような気がします。

そもそも二次創作のことなんかロクに知らないクセに!と言われたらそれまでなんですが、「伝わる・伝わらない」というところに焦点を絞って考察をしてみたので、その辺は先手を打って、お許し下さいと書いておきます。

 

ちなみに娘も何か二次創作っぽい話をたまに書いているらしい(見せてくれないです)のですが、終わりをあいまいにするのが好きだそうです。それも一つの手なのかも、と思いました。