嗤う20世紀ー橋本治と私(下)
連休も最後の日、天気も良いし、爽やかな水曜日。
山手線の不審火の重要参考人が逮捕されてほっとしました。
東京在住民としては、まさかのテロとかじゃないよね?と疑ったりして…。
詳しい内容を書くつもりはありませんが、容疑者は42歳の自称ミュージジャンということで、一連の行動は政治家などに対する抗議活動であると主張しているらしい。
しかし私が気になったのが、彼がアラフォーの自称ミュージシャンというところでした。
音楽で全く芽が出なかったらしく、親の仕送りで生活していたとのことです。
いろいろ上手くいかないであろう自分の人生の、攻撃対象が欲しかったのかもしれないと勝手に推測してみました。
こんな感じ?
でもアラフォーですよ!本当に嫌だろうけど、音楽で食べていけない自分を受け入れるしかないでしょう。親子で。
この人だけではなく、自分のやり方以外は絶対認めない!でいこうとすると、いつか破綻が来る気がする。
私は大人になるとは、自分の限界を認めることではないかな、と考えています。
こう考えるようになったのは、橋本さんの影響です。(やっと繋がったよ)
私は橋本さんみたいに能力があるわけではないから、どんなに頑張っても出来ないことは出来ない。
そして子どもでも若者でもない年の大人は、まだ見えない未来へと突き進む時間が圧倒的に少なくなっているのが現実です。
それは当たり前に人生の時間が流れているということで、嫌なこととかではないと思う。
だって年くらい取るよ、誰でも。