ところでロマンチックを知らせる回覧板は、いつごろ回って来るのか

現実主義な私が日々心に浮かぶことを、ゆるゆると書いていく

この先には何もないのくらい知ってるー『ここは退屈迎えに来て』

前回の記事が暗いことが自分としては引っかかってしまい、何か明るい題材はないものか?と後味の良い本を

 

ここは退屈迎えに来て

ここは退屈迎えに来て

 

この本は別に希望に満ちたお話とかではないのに、ポップで不思議なくらい読後感がさわやかなのだ。

 

私が思うところの、本に出てくる女の子たちの イメージ 

 こんな感じ。ちなみに映画も物凄く可愛かった記憶がある。

 

 

 地方都市の中の閉塞感とか、多くのこの本を読んだ人が書くであろうことは、ちょっと脇に置いておいて。

 

実は誰も迎えに来なかった私自身は、夜行列車に乗って(嘘です、新幹線です)、遠くに行っちゃった。

 

というか、都会に来ちゃった。つまりこの本のその後を、現在進行形で続けているわけですね。

生まれて育ったところから離れてしまう人は、実際のところどのくらいいるのか?

そんな感傷的な気持ちで、本を読み終わった。